“しあわせな買い物”って何?
リアルな体験から見えた、生活者の熱量と購買意識の変化
日々の買い物は、いまや単なる“消費”ではなく、「自分を満たす選択」へと変わりつつあります。
今回の調査は、2025年10月3日〜5日の沖縄県のイオン南風原店で開催された『SDGs週間|HAPPY EARTH FESTA 2025」の一環で実施された「HAPPY CHOICE」キャンペーンにて実施。
リアルな消費の場に足を運んだ189名の生活者から“その場の感覚”とともに得られた声を集めました。オンライン調査では捉えきれない「体験と意識がリンクした回答」として、有効性の高いデータとなっています。
■調査名:「しあわせな選択に関するアンケート」
■実施期間:2025年10月3日〜5日
■会場:イオン南風原店(沖縄県島尻郡南風原町)
■調査方法:イベント会場にてシール形式アンケート(複数回答可)
■回答者数:189名(10代〜60代の男女・家族連れなどを含む)
■運営:CLホールディングス・HAPPY PROJECT実行委員会


「ごほうび」と「健康」が“しあわせ”の入り口に

「どんなときにしあわせな選択をしたくなるか?」という問いには、以下のような結果が示されました。
- 自分へのごほうび・特別なとき:64.6%
- 健康や安心を大事にしたいとき:45.5%
- くらしをちょっと楽しくしたいとき:34.4%
“ごほうび消費”という言葉に象徴されるように、「いまの自分を満たす」という目的でモノを選ぶ人が多いことがわかります。
大切なのは“贅沢”というよりも、自分に向けたやさしい一歩のようです。
情報源はSNS、決断の場はリアル

回答者の7割以上が「SNSやネット」で情報を得ている一方で、最終判断は「目の前の体験」で決めていることも明らかになりました。
• SNSやインターネット:75.7%
• 店頭POPやチラシ:29.6%
• 家族や友人からの口コミ:28.0%
「知る」はオンライン、「選ぶ」はリアル。
この購買プロセスが、現代生活者の特徴として定着しつつあるようです。
「試して納得する」時代の購買心理

「どんなきっかけがあれば、もっとしあわせな選択をしたくなると思いますか?」という設問では、以下の回答が上位に並びました。
• 試食やおためし体験:67.2%
• キャラクターや楽しいデザイン:31.7%
• SNSでの紹介:27.0%
触れて、感じて、納得して買いたい——
デジタルの情報ではなく、“体験”を通じた選択が重視されていることが浮き彫りになりました。
「動画で知って、店頭で試して、購入する」という、デジタルとリアルの融合が購買行動の新常識になっているのです。
本調査からわかったこと
生活者は買い物をする際に、“自分や家族を大切にする”という軸を持ち、特に「試して納得できる体験」や「楽しいきっかけ」を求めていることが明らかになりました。こうした声を踏まえ、「しあわせな選択」をもっと身近に感じられる売場づくりや体験設計を進めていきます。「HAPPY CHOICE」は、体験・共感・発信を通じて、エシカルやウェルビーイングの価値を“日常の楽しさ”として広げていきます。
「HAPPY CHOICE」がつなげる“しあわせの循環”
「HAPPY CHOICE」は、“しあわせの循環”をテーマに、企業・生活者・地域をつなぐ購買体験をデザインし、百貨店・スーパー・ドラッグストア等の流通と連携し、店頭で体験しながら商品と出会える場を広げています。
「HAPPY CHOICE」の運営体制は、CLホールディングスの「マーケティング×実行力」と、HAPPY PROJECTの「社会的発信力×共創デザイン」による共創。企業のストーリーや地域の魅力を“しあわせな選択”として生活者に届ける新しい挑戦を続けてまいります。






